さて、数ある動物病院から、どの病院に行ったらいいのか?
聞くところによると、病院によって料金が大分、異なるとか・・・。
ネットでの評判を見ながら、吟味しようとしたんですが、やっぱり決断ができません。
そこで、犬を飼っているお向かいさんのかかりつけ医を聞き、そこに行くことにしました。やっぱり、直に通院している人の生の声を聞くのが一番確実だと判断しました。
そして、お富さんを車に乗せ、いざ!動物病院へ!
受付で、開口一番「初めてなんです」。(今思うとかなり変な第一声)
受付の方に、お富さんを「かわいいですね」と褒められ、嬉しくなりました。
そうか!これが愛犬家の気持ちか!
とっさに「ありがとうございます!」とお礼を言いました。犬を褒められるのは自分が褒められたようで、嬉しくなるもんなんですね。
そういえば、ぼくも今まで、他人の飼い犬を褒めると、どんな飼い主も「ありがとう」と言ってくれたな。そのときは、大げさなリアクションだな、とも思ったりしたけど、実際自分の飼い犬が褒められると、本当に嬉しいもんなんですね。初体験!
待合にいる他の柴犬をみて、ビックリ!「若っ!」
毛並みの色つやといい、キリッとした顔立ちといい、若さとはこういうものかと見せつけられた気分でした。
以下、ぼくの備忘録。
・腎不全の初期。水を異常に飲むようになり、大量にオシッコを出すようになったら要注意。
・食欲が無くなったら要注意。
・食事は散歩へ行った後に与えるべき。食後すぐの散歩(運動)はよくない。食後2時間くらい経ってから散歩に行った方がよい。
・オシッコ後にすぐに家に帰ろうとするのは、お腹がすいているのではなく(家で食事をもらおうとしているのではなく)、まだ慣れていないだけかもしれない。散歩があまり好きではない可能性もある(食事をしたいから家に帰ろうとしているのではない)。
・今の時期は(一緒に暮らすようになって日が浅いうちは)、トリミングなどより、お富さんとの信頼関係を築くことを優先するべきで、スキンシップをたくさん取った方がよい。
・今、食事として与えているフード「腎臓サポート」は正解。ただ、そのうち飽きて食べなくなるかもしれない(あまりおいしくないはず)。「腎臓サポート」のみではなく、たまにはいろいろなものを食べさせた方がよい(あくまで、「たまに」)。
・今は毛が抜ける時期。場合によっては1年中抜ける。
・体重は今の7.5キロでょうどいい。
・健康診断はワクチン接種時(半年に1回くらい)でいい。
獣医師はブラシでゴシゴシとブラッシングしてみせ、ごっそり毛が抜けるのをみせてくれました。その間、お富さんはキャンキャン「やめてちょーだい」と哀願するような鳴き声を出してました。それでも暴れることなくじっとしているお富さんを「柴犬にしては良い子」と評価してくれました。柴犬は比較的、体を触られることを嫌がるとか。
少しくらいなら「腎臓サポート」以外の食べ物を与えてもよい、というアドバイスは、ある意味、目から鱗が落ちるようでした。
少しでも長生きをして欲しいばかりに、「腎臓サポート」原理主義に陥っていました。
でも、お富さんの幸せを考えたら、たまには美味しいものをあげてもいいだ!
体が弱って、「腎臓サポート」を食べられなくなったとき、好物は何か?といったとき、「腎臓サポート」しか与えていなかったら、好物が何かも分からない。
家族の一員として、家族の好物すら把握していないというのは、やはり寂しいな。
そりゃ、長生きして欲しいけど、それはぼくたち「飼い主」のエゴなんだろうな。
つまり、今まで(といってもまだ3週間経っていないが)、ぼくはお富さんの幸せではなくて、自分の欲望(ペットと一緒に1日でも長く過ごしたい)を優先していたんだな。
でも、正直な感想として、お富さんの「腎臓サポート」の食いっぷりをみていると、とても、飽きてたべなくなるとは到底考えられないです。
最後に、ノミ・マダニ、蚊の駆除約(半年分)を処方してもらいました。
会計時に、ビックリ!!
じぇじぇじぇ!!
保険に入っていない(そもそも入れないか)からこんなもんなのかな?
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